昨日はお友達宅でお昼ご飯ご馳走になり、その後半幅帯の結び方教室。
それから有楽町の「相田みつを美術館」。
座れる休憩場所がたくさんあり、思ってた以上に良い美術館でした。
壁を切り抜いてベンチをくっつけたみたいなスペースがあって、そこに座ってかなり長いこと話し込んでしまった。
せまくて落ち着いた。(笑)
坐禅繋がり、ではないけれど、相田さんは仏教の教えをかなり理解してらっしゃる、というより探求してらして、僧みたいです。
相田さんの詩は若い頃にはなんとも思わなかったことばがすごく深かったり。
なかで「道」という書がありました。
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道-
てものがあるんだな
そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って-
涙なんか見せちゃダメだぜ!!
そしてなあ その時なんだよ
人間としての いのちの根が
ふかくなるのは・・・・・
言葉の言い方は全然違うけれど、別の友達が前に言ってくれた言葉の意味ってこれだなって、思った。
「悩んであがいても、同じとこにたどり着くだけだよ。だからあがかなくてエエんちゃう?」
これで私は、ああ何とかなるだろう、て、腹が据わりました。
今もこの言葉で救われている、というか、本当は焦る事態なのに、意外と焦っていない。焦っても同じことにしかならないなら、今の状況を楽しんでおこう、って思えている。
本当に有難いと思う。
私の道はどこに繋がっているんだろうか。
どこかに辿り着くんだろうか。
やっぱり変、と最近言われて(私のアイデンティティを作っている「音楽」を聴いている姿勢や、興味ある人やモノへ突進する性質に対して…)、ちょっとへこんだりもしてますが(自分が一番今自分自身が何者であるのか、こんな性格は問題があるんじゃないのか、と悩んでいるところへ言われたもんだから…思った以上に後からきてしまった。言ってくれた人たちのせいじゃないんですよね、こういうのて。)、最後には「変な人」と言われても「私にとってはこれが普通ですが、変ですか?じゃあ変でも良いですよ」と言えるだけ、自分自身を確立したい。
「~したい」と言ってるようじゃ、先は全然長いな。
まだまだ道の先は霞んでいるようです。
でも、こんな友達たちに助けられて、足元を固めながら探りながら自分の道を歩いていきたい。
あ、ビートルズの「The long and winding road」が聴きたい。
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